日焼け後のケア方法を皮膚科医が解説!正しい対処法と注意点も紹介
紫外線は夏だけでなく一年中降り注いでおり、気を付けていたつもりが「うっかり日焼けしてしまった」という経験がある方も多いのではないでしょうか?
日焼け後は適切なケアを行わないと、肌の乾燥や不快感を引き起こすことがあります。
当院が女性30名を対象に実施した独自アンケート調査でも、ヒリつきを感じた方が約7割・肌が黒くなった方が約6割近くも見られました。
そこでこの記事では、日焼け後のアフターケアが重要な理由や正しいスキンケア方法などを詳しく解説します。
その他にも日常的に出来る日焼け対策や当院厳選のアイテムも紹介するので、紫外線に負けず美肌をキープしたい方はぜひ参考にしてください。
記事内容の根拠について
本記事は第三者機関「クラウドワークス」で実施した独自アンケートの結果をもとに執筆しています。</p>
| 調査対象 | 日焼けを経験したことがある20代~60代女性30名 |
| 調査期間 | 2024年7月1日~2024年7月20日 |

日焼け後は何をすればよい?まずやるべき3つのケア
日焼け後の正しいスキンケア方法を、プロの視点から紹介します。

日焼け後のリスクを緩和するためには、正しいスキンケアをできるだけ早く行うことが重要です。
当院が実施したアンケート調査でも、30人のうち約7割の方が「日焼け後の正しいスキンケア方法を知らない」と回答しています。
これからの夏の季節で日焼けしても、できるだけ早くケアが始められるように、以下で正しいケア方法を事前に把握しておきましょう。
肌を冷やして熱を抑える
日焼け後のケアで最初に行うべきは、肌の炎症状態を抑えるために肌を冷やすことです。
肌の炎症を和らげ、さらなるダメージを緩和するために非常に重要なステップで、冷やし方には以下のような方法があります。
- 冷水
- 保冷剤
- 冷却ジェル
- 冷たいタオル
冷やす時間の目安は15〜20分程度で、1時間おきに繰り返すのがおすすめです。
また肌を冷やす際は、過度な刺激を与えないように、水圧や摩擦などに注意しましょう。
しっかりと保湿する
日焼けによる乾燥や外部からの刺激を緩和するためには、しっかりと保湿を徹底することが大切です。
日焼けした肌は通常よりも水分が失われやすく、バリア機能も低下しているため、十分な保湿ケアを行いましょう。
朝晩のスキンケア時に限らず、日中も乾燥を感じたらこまめに保湿するのがおすすめです。
保湿クリームを選ぶ際は、以下の成分が配合されているか確認してみてください。
| おすすめの成分 | 期待できる効果 |
|---|---|
| ヒアルロン酸 | ・水分を保持することで肌の乾燥を抑え、ハリや弾力を与える |
| セラミド |
・肌バリア機能の増加 ・美白・保湿効果 |
| スクワラン | ・保湿 |
| グリセリン | ・水分を引き寄せる性質 ・肌を柔らかくする |
保湿ケアを行う際は、清潔な手で、こすらないようにやさしく肌になじませることを意識しましょう。
美白ケアを行う
日焼け後の美白を行うことで、肌の明るさを保ちやすくなる場合があります。
ただし、美白ケアは日焼け後の肌が落ち着いてから始めるようにしましょう。
美白ケアにおすすめの成分は、以下の通りです。
| おすすめの成分 | 効果 |
|---|---|
| ビタミンC誘導体 | メラニン色素の生成を抑制し、肌のトーンを整えるサポートを期待できる |
| トラネキサム酸 | メラニン色素の生成を抑制し、シミの形成防止に期待できる |
これらの成分は、日焼け後のリスクとして挙げられる肌の透明感を維持するためのサポートが期待できるのが特徴です。
しかし濃度が高く肌に刺激を与えてしまうと、さらに症状が悪化する可能性もあります。
美白ケアは日焼けから1週間程度経過し、肌の炎症や赤みが落ち着いたタイミングで夜のスキンケアに取り入れるのがおすすめです。
日焼け後は軽い炎症状態!72時間以内のケアが重要な理由
日焼け後の肌は軽い炎症状態にあり、早めのアフターケアは肌の回復と長期的なダメージを緩和するために非常に重要です。
紫外線によって肌の角質層がダメージを受け、バリア機能が低下しているため、放っておくと外部からの刺激を受けやすくなります。
日焼け後にケアを行わないと、肌に不快な影響を与える可能性があります。
- 肌の乾燥と炎症の悪化
- 肌の気になる部分の現れ
- 肌の循環の乱れ
早めのケアを行うことで、これらのリスクを軽減し、健康で美しい肌を保つことができるでしょう。

日焼け後のケアは、火傷の処置と同様にできるだけ早く行うことが大切です。
ここからは、意外に認知されていない日焼け後の症状の種類や、独自調査でわかった日焼け後の後悔についてお伝えしていきます。
日焼けがお肌にもたらす影響を詳しく確認し、紫外線防止の意識を高めましょう。
日焼け後に見られる2種類の症状(サンバーン・サンタン)

日焼け後のケアを適切に行うためには、まず日焼けによって起こる肌の症状を理解しましょう。
日焼け後に見られる主な症状は、「サンバーン」と「サンタン」の2種類があります。
| 症状の種類 | 特徴 | 症状 |
|---|---|---|
| サンバーン | ・紫外線を浴びた数時間後にすぐに赤くなる日焼けの状態 | ・肌の赤みとほてり ・ヒリヒリ感や痛み ・触れると熱を感じる ・重症の場合は水ぶくれや発熱 |
| サンタン |
・メラニン色素が生成され、色素沈着を起こすことで、黒くなる日焼けの状態 ・重症の場合は水ぶくれや熱感を帯びる |
・肌の色が褐色や黒っぽく変化 ・肌がカサカサして乾燥しやすい ・肌がごわごわする感じがする |
一般的にサンバーンの症状は3〜5日程度で治まりますが、個人差や日焼けの程度によって異なります。
また痛みは紫外線を浴びてから約6~48時間後にピークに達しますが、3日ほど経過すると徐々に治まるでしょう。
一方サンタンの症状は、一般的に通常数週間から数ヶ月続きます。
完全に元の肌の色に戻るまでには、個人差がありますが、平均して4〜8週間かかるとされています。

肌の生まれ変わりは約28日周期なので、元に戻るには早くても1ヶ月程度はかかります。
【30人に独自調査】日焼け後のケアを怠って後悔した経験
本記事では30人の女性を対象に、日焼け後のケアに関するアンケートを実施し、後悔した経験について調査しました。

| 症状 | 経験した人数 ※複数回答可 |
|---|---|
| 痛みやヒリつきを感じた | 73% |
| 肌が黒くなった | 57% |
| シミ・そばかす | 27% |
| 乾燥や肌荒れした | 23% |
| 炎症・水ぶくれになった | 17% |
| ハリや弾力が低下した | 7% |
| その他 | 7% |
当院が実施したアンケート調査からは、日焼け後のケアを怠ったことで「痛みやヒリつきを感じた」や「肌が黒くなった」との声が多く見られました。
一方で、「日焼けしすぎて皮剥けした」という声も見られ、数日から1週間は痛みを感じることが多いようです。
日焼け後のケアを怠るとシミや水ぶくれの跡が残ってしまうなど、将来的な肌トラブルにつながりかねません。
正しい日焼け後のスキンケアで、上記のような症状をできる限り防ぎましょう。
【症状別】日焼け後のトラブル対処法
日焼け後に現れる症状は人によって異なるため、自分の肌に起きているトラブルに合わせた対処を行うことが大切です。
日焼けの程度や肌質によって、以下のような症状が生じることがあります。
- 赤みや痛みが強い場合:炎症を鎮めるための冷却と、刺激を避けたスキンケアが最優先
- 水ぶくれができた場合:感染リスクを避けるため、絶対に自分で潰さず清潔を保つ
- 皮がむけてきた場合:新しい肌を傷つけないよう、自然にはがれ落ちるのを待つ
症状が軽度であればセルフケアで対応できますが、広範囲に及ぶ場合や日常生活に支障がある場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。
それぞれの症状に応じた具体的な対処法を、以下で詳しく解説します。
赤みや痛みが強い場合
日焼けによる赤みや痛みが強いときは、肌の炎症を抑えるために冷却を最優先で行いましょう。
冷たいタオルや保冷剤をタオルで包んだものを患部に当て、15〜20分程度を目安に冷やします。
保冷剤を直接肌に当てると凍傷のリスクがあるため、必ず布で覆ってから使用してください。
冷却後もヒリヒリ感が続く場合は、アロエベラ配合のジェルや低刺激の鎮静系ローションを塗布すると、肌の不快感をやわらげる効果が期待できます。
赤みが数日経っても引かない場合や、発熱・頭痛をともなう場合は重度の日焼け(サンバーン)の可能性があるため、自己判断で放置せず、皮膚科を受診しましょう。
水ぶくれができた場合
日焼け後に水ぶくれ(水疱)ができた場合は、絶対に自分で潰さないことが鉄則です。
水ぶくれの中の液体(滲出液)は、損傷した皮膚を保護しながら新しい皮膚の再生を助ける役割を果たしています。
自分で潰してしまうと、細菌が侵入して感染症を引き起こすリスクが高まるほか、傷跡(瘢痕)が残る原因にもなりかねません。
水ぶくれへの正しい対処法は、以下の通りです。
- 患部を清潔な状態に保つ
- ゆったりした衣服で摩擦を減らす
- 低刺激の保湿剤でやさしく保護する
- 自然に吸収されるのを待つ
もし水ぶくれが自然に破れてしまった場合は、流水でやさしく洗い流し、清潔なガーゼなどで保護してください。
破れた皮膚はバリアの役割を果たしているため、無理にはがさずそのままにしておくことが重要です。
水ぶくれが広範囲にわたる場合や、濁った液体が出てきた場合は感染の可能性があるため、速やかに皮膚科を受診してください。
皮がむけてきた場合
日焼け後に皮がむけるのは肌が回復に向かっている自然な過程であり、ダメージを受けた古い角質が新しい皮膚と入れ替わるために起こる現象です。
このとき最も重要なのは、無理に皮をはがさず自然にはがれ落ちるのを待つこと。
気になるからといって皮を引っ張ると、まだ再生途中の新しい皮膚まで傷つけてしまい、色素沈着や傷跡の原因になることがあります。
皮がむけている時期のケアポイントは以下の3つです。
- 保湿を徹底する
- 入浴時の摩擦を避ける
- 新しい肌の紫外線対策を徹底する
皮むけは通常1〜2週間で自然に落ち着きますが、広範囲に及ぶ場合や強い痛み・赤みをともなう場合は、皮膚のダメージが深い可能性があるため、皮膚科への相談をおすすめします。
【パーツ別】日焼け後におすすめのケア方法
日焼け後のケアでは、患部を冷やし保湿することが基本ですが、パーツ別に意識するポイントが異なります。
それぞれの部位に合わせた適切なケアを行うことで、より効果的に肌のダメージを軽減し、回復が期待できます。
顔、体、髪や頭皮それぞれのパーツに適した日焼け後のケア方法について、以下を参考に自分の肌に合ったやり方を見つけてみてください。
【顔】肌に優しいスキンケアを行う
顔の皮膚は、体の他の部位と比較すると薄く敏感です。
日焼け後の肌はさらに敏感な状態なので、特に優しくケアすることを意識しスキンケアを取り入れてみましょう。
顔のスキンケアを行う際は、以下のポイントを意識してみてください。
- 洗顔料には肌に優しい無添加のものを選ぶ
- ぬるま湯で優しく洗う
- 洗顔料を泡立てて、肌を直接こすらないように洗う
- 化粧水はアルコールフリーのものを使用し、優しく肌になじませる
- 美容液や乳液は肌の炎症を落ち着かせる成分が配合されたものを選ぶ
肌をこすると日焼けによる炎症を悪化させる可能性があるため、強くこすらず泡などで摩擦を減らすと良いでしょう。
またアルコールや香料は日焼け後の肌には刺激になるので、なるべくアルコールフリー・無添加の製品を使用するのがおすすめです。

肌の炎症を抑えるためのスキンケアを選ぶ際は、保湿力の高い「ヘパリン類似物質」やメラニン色素を抑制する「ビタミンC」が配合されているかチェックしましょう!
【体】水風呂や冷水のシャワーでしっかりと冷やす
体の皮膚は面積が広いため、効率的に冷やすには水風呂や冷水のシャワーなどで冷やすと良いでしょう。
体を冷やす際は、以下のポイントを意識してみてください。
- 水温は冷たすぎない程度の温度(20~25℃)で冷やす
- 10~15分を目安に冷やし、1日2~3回ほど行う
- 体の水を拭き取る際は、優しく押さえるようにして拭き取る
氷や冷たすぎる冷水は、逆に皮膚に強い刺激となりさらに肌トラブルが進行してしまう恐れがあります。
また長時間の冷却は、血流を悪くするリスクがあるため避けましょう。
体が冷えすぎない程度に、1日数回こまめに体を冷やすのがおすすめです。
【髪や頭皮】摩擦を少なく丁寧に洗う
頭皮は直射日光にさらされやすく、ダメージを受けやすい部位です。
髪のパサつきや切れ毛の原因にもなりやすいため、摩擦を極力少なく丁寧に洗うことを心掛けましょう。
髪を洗う際は、以下のポイントを意識してみてください。
- ノンシリコンシャンプーで泡立てて洗う
- 指の腹を使って、優しくマッサージするイメージで洗う
- 日焼けした髪にはしっかりとトリートメントをなじませる
- 洗い流す際はぬるま湯で行う
- タオルで優しく押さえるようにして水気を取り、ドライヤーは冷風で乾かす
爪を立てて洗ったり熱湯で洗ったりすると、頭皮を痛める可能性があるため、優しくぬるま湯で洗い流しましょう。
これらのパーツ別ケア方法を意識して実践することで、日焼け後の肌や髪のダメージを軽減しやすくなります。
ぜひ日焼け後のケアに取り入れて、自分に合った方法を見つけてみてください。
【唇】リップクリームやワセリンで保護する
唇は顔の中でも特に紫外線の影響を受けやすいパーツであるため、日焼け後は低刺激のリップクリームやワセリンでしっかり保護することが重要です。
通常の肌にはメラニン色素を生成する「メラノサイト(色素細胞)」が存在し、紫外線を吸収して肌内部へのダメージを軽減する防御機能を果たしています。
しかし唇にはこのメラノサイトがほとんど存在しないため、紫外線のダメージがダイレクトに届いてしまうのです。
なお、唇の皮がむけている場合も顔や体の皮むけと同様に、無理にはがさず自然にはがれるのを待ちましょう。
日焼けしたらやってはいけない注意点
日焼け後の肌は軽い火傷と同じ状態にあるため、誤ったケアや習慣によって症状を悪化させないことが欠かせません。
正しいケアと同じくらい大切なのが、以下の「やってはいけない行為」を避けることです。

いずれも「いつもの習慣」として無意識にやってしまいがちな行為ばかりです。
なぜ避けるべきなのか、それぞれの理由と正しい代替方法を以下で確認しておきましょう。
熱いお風呂への入浴
日焼け後に熱いお湯での入浴は、肌の炎症を悪化させる原因となるため避けましょう。
日焼けした肌は紫外線によって炎症を起こしている状態です。
そこに42℃前後の熱いお湯が加わると、血管が拡張して炎症反応がさらに強まり、赤みやヒリヒリ感が増してしまう可能性があります。
日焼け後の入浴で意識したいポイントは以下の通りです。
| 項目 | 推奨 | 避けるべき |
|---|---|---|
| 湯温 | 32〜36℃のぬるま湯 | 40℃以上の熱いお湯 |
| 入浴方法 | 短時間のシャワー | 長時間の湯船への入浴 |
| 洗い方 | 手のひらでやさしく洗う | ボディタオルでゴシゴシ洗う |
| 入浴後 | すぐに保湿剤を塗る | 保湿せずにそのまま過ごす |
特に入浴後は肌の水分が急速に蒸発しやすいタイミングのため、お風呂上がり5分以内を目安に、低刺激の保湿クリームやローションを塗って肌の水分を逃がさないようにしましょう。
肌を強くこする
日焼け後の肌を強くこする行為は、炎症を悪化させるだけでなく肌の回復を遅らせるため注意が必要です。
紫外線によってダメージを受けた肌は、角質層のバリア機能が低下した非常にデリケートな状態にあります。
このような肌をタオルやスポンジで強くこすると、損傷した皮膚がさらに傷つき、赤みや痛みの増加だけでなく、色素沈着を引き起こすリスクも高まります。
洗顔・入浴時に肌をこすらないために、以下の方法を意識してみてください。
- 洗顔時:洗顔料をしっかり泡立て、泡のクッションで肌を包み込むようにやさしく洗う。
- 体を洗うとき:手のひらに泡を取って広い範囲をなでるように洗う。
- タオルで拭くとき:タオルを肌にそっと押し当てて水分を吸い取るようにする。
- スキンケア時:手のひらでやさしくハンドプレスして浸透させる。
日焼け後は「摩擦を極力ゼロに近づける」という意識を持つだけで、肌への負担を大きく減らすことができます。
皮をむく
日焼け後に皮がめくれてきても、無理にはがすのは絶対に避けましょう。
皮がむけるのは、ダメージを受けた古い角質が新しい皮膚と入れ替わるために起こる自然な回復過程です。
しかし気になるからといって自分で引っ張ってしまうと、まだ再生途中のやわらかい新しい皮膚まで一緒にはがれてしまいます。
その結果、出血や炎症が起こるほか、瘢痕(はんこん)(※)や色素沈着として跡が残る原因にもなりかねません。
※瘢痕とは、外傷や炎症が治癒した後に皮膚に残る傷跡のこと。
見た目が気になる場合でも、皮を無理にはがす行為は回復を遅らせる要因になるため、保湿ケアを継続しながら、肌が自然に生まれ変わるのをじっくり待ちましょう。
日常的にできる紫外線対策のポイント

日焼け後のリスクを緩和するためには、日頃の紫外線対策も重要です。
これらのポイントを日常生活に取り入れることで、肌を紫外線から守り日焼けによる肌ダメージを防ぎやすくなります。
実際に当院が実施したアンケート調査では、以下のように日常的に紫外線対策を取り入れてる方が多いです。
| 対策方法 | 人数 ※複数選択可 |
|---|---|
| 日焼け止め | 90% |
| 日傘 | 63% |
| UVカット機能付きの服や帽子 | 50% |
| インナーケア | 7% |
それぞれのポイントをチェックして、ぜひ日常的に取り入れてみてください。
日焼け止め選びや塗り方を意識する
日焼け止めは紫外線対策の基本ですが、正しい選び方と使用方法を意識しましょう。
そもそも日焼け止め製品には「SPF」と「PA」の記載があり、それぞれの違いは以下の通りです。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| SPF (Sun Protection Factor) |
・紫外線B波(UV-B)による肌トラブルを緩和する効果を表す。 数値が大きいほどUVBを緩和する効果が高く、2〜50のほか、50以上の場合は「50+」と表示す。 ・波長の短い紫外線で、主に屋外で浴びる紫外線 ・肌の赤みやヒリヒリを引き起こし、シミやそばかすの原因になる |
| PA (Protection Grade of UVA) |
・紫外線A波(UV-A)による肌トラブルを緩和する効果を表す。 4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が増えるにつれ、UV-Aに対する防御効果が高いことを表す。 ・波長が長く室内や車内、日陰でも届く紫外線 ・ダメージの蓄積でシワやたるみの原因になる |
「SPF」や「PA」は、日焼け止めを使用する目的やシチュエーションに応じて数値を選ぶと良いでしょう。
当院では、上記でご紹介したSPF・PAをどちらも高い基準でカバーできるほか、美肌効果も高い日焼け止めを厳選して提供しています。
当院で取り扱いのある日焼け止めアイテム一例

|
▼ビューティフルスキン ノンUVパウダー |
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| 商品価格(税込) | 4,400円 |
| 内容量 | 8g ※専用パフ付 |
| 特徴 | SPF50/PA+++ |
| おすすめな人 | ・メイクの上から使える日焼け止めをお求めの方 ・敏感肌の方 ・お肌の皮脂が気になる方 |
| 使用方法 | ①パフを軽く押さえたまま容器を逆さにして、パフにパウダーを適量取る。 ②パフにパウダーをなじませてから、やさしく押さえるように肌につける。 |
ノンUVミネラルパウダーは、ミネラル100%で優しく紫外線対策ができるパウダータイプの商品です。
SPF50PA+++と高い数値ながらも、敏感肌の方や赤ちゃんにもご使用いただけます。
またパウダータイプなので、汗によるべたつきやテカリを抑えられ、メイクの上からでもやさしくUVケアできるでしょう。
クレンジングも不要で石鹸洗顔で優しく落とせるため、肌に優しいUVケアを探している方はぜひチェックしてみてください。
|
▼クリスタルトマト ビヨンドサンプロテクション |
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| 商品価格(税込) | 7,700円 |
| 内容量 | 50ml |
| 特徴 | SPF70+/PA++++/PPD17+ |
| おすすめの人 | ・日焼け止め効果をお求めの方 ・紫外線の強い地域にご旅行予定のある方 |
| 使用方法 | ①直射日光に当たる最低20分前までに塗る ②屋外のスポーツの後、もしくは2~3時間後には再度塗り直すのがおすすめ |
クリスタルトマト®ビヨンドサンプロテクションは、SPF70+/PA++++と高い紫外線カットに期待できるUVケア商品です。
一般的な紫外線をはじめ、ブルーライトや環境汚染物質からも肌を守ります。
オーガニックかつミネラルな日焼け止めなので、軽くてべたつかない塗り心地に優れたクリームと言えるでしょう。
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▼コラージュリペア UVクリーム |
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| 商品価格(税込) | 2,970円 |
| 内容量 | 30g |
| 特徴 | SPF35/PA+++ |
| おすすめな人 |
・季節の変わり目などに肌がデリケートになる方 |
| 使用方法 | ①適量を手のひらにとり、顔全体にムラなくのばす ②化粧下地にも使用可能 |
- 無香料
- 無着色
- アルコール(エタノール)無添加
- パッチテスト済み※
- アレルギーテスト済み※
- スティンギングテスト済み※
- ノンコメドジェニックテスト済み※
※すべての方に皮膚刺激性・アレルギー・眼刺激がないわけではありません。
優しい処方でありながらも、しっかりと紫外線と乾燥から肌を守り、日焼けによる肌荒れやシミ・そばかすを防げるのが特徴です。
化粧下地にも使えるUVクリームなので、日常的な紫外線ケアに取り入れやすいでしょう。
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▼ゼオスキンヘルス BSサンスクリーン |
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| 商品価格(税込) | 12,320円 |
| 内容量 | 30ml |
| 特徴 | SPF50/PA++++ |
| おすすめな人 | ・UVA、UVBだけでなく、ブルーライトからもお肌を守りたい方 ・フリーラジカルによるダメージからお肌を守りたいかた ・全身に使える大容量の日焼け止めをお求めの方 |
| 使用方法 | ①日光を浴びる15分前や必要に応じてたっぷりと塗布する ②少なくとも2時間おきに塗り直す |
※初回のみオンライン診察が必要
日焼け止めを塗る際は、外出の15〜30分前に塗り2~3時間おきに塗りなおすことを心掛けましょう。
日焼け止めは汗や皮脂などである程度落ちてしまうため、こまめに塗りなおすことが重要です。
また長時間の屋外活動や運動をする場合には、ウォータープルーフ使用の日焼け止めを選ぶと良いでしょう。
なお、日焼け止めは一度塗っただけでは汗や皮脂で徐々に落ちてしまうため、こまめな塗り直しも欠かせません。
正しい塗り直しの頻度やメイクの上からできる方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶ 日焼け止めの塗り直し方や頻度を皮膚科医が解説!メイクの上からできるコツも紹介
服や帽子・日傘を活用する
UVカット機能の付いた服や帽子・日傘は、直接的な日焼けを避け、肌へのダメージを抑えられます。
肌への直接的な日焼けを避けることで、日焼け後に見られる火傷のような症状を防げるでしょう。
UVカット機能のある日傘を選ぶ際は、光を吸収する黒やネイビーなどの濃い色のものを選ぶのがおすすめです。
一方、服は直接的な紫外線の吸収を避けるため、綿やポリエステルなど密度の高い服を選ぶと良いでしょう。
インナーケアで美白対策をする
内側からの美白対策も、紫外線に負けない肌づくりには欠かせません。
インナーケアで美白対策をする際は、以下の栄養素を意識的に摂取することを心掛けましょう。
| 栄養素 | 期待できる効果 | おすすめの食材 |
|---|---|---|
| ビタミンC | ・メラニン色素の抑制 ・シミやくすみの予防 |
・柑橘類 ・イチゴ ・ブロッコリー など |
| ビタミンE | ・抗酸化作用で肌を若く見せる ・正常な肌のサイクルを促す |
・ナッツ類 ・アボカド ・油(オリーブオイルやひまわり油など) など |
| ビタミンB群 | ・代謝を促す ・肌荒れ軽減をサポートする |
▼ビタミンB2 ・卵 ・チーズ ・肉類 など ▼ビタミンB6 ・にんにく ・こんにゃく ・マグロ ・じゃがいも など |
上記以外にも、トマトに含まれる「リコピン」という成分はメラニン色素の分泌を抑制したり日焼け防止などの効果にも期待できます。
またこれらの栄養素だけに頼らず、バランスの取れた食事を心掛けることも大切です。
ビタミン・たんぱく質・脂質など必要な栄養素をバランスよく摂取することで、肌の健康を内側からサポートできるでしょう。
さらに高い美白効果を目指したい方は、美白効果が期待できるサプリメントを取り入れるのもおすすめです。
当院でご提供しているサプリメント一例

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クリスタルトマト® 美白サプリメント |
|
| 商品価格(税込) | 17,930円 |
| 内容量 | 30錠 |
| おすすめの人 | ・肝斑、シミ、そばかすが気になる方 ・くすみが気になる方 ・体の内面からも美白ケアを慕い方 |
| 使用方法 | ①1日1タブレットを、水などと一緒に飲む ②日常的に摂取する場合は、毎日決まった時間に摂取するのがおすすめ |
近年注目されている「飲む日焼け止め」の効果や正しい飲み方については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶ 飲む日焼け止めは効果ない?正しい飲み方・皮膚科医のおすすめなども解説
【当院おすすめ】日焼け後・日焼け対策におすすめのアイテム一覧

当院(キュウエンクリニック)で取り扱いのある、日焼け後・日焼け対策におすすめのアイテムを紹介します。
| おすすめアイテム | 価格(税込) | 使用シーン | 一押しポイント |
|---|---|---|---|
![]() ビューティフルスキン ノンUVパウダー |
4,400円 | 日焼け対策 | 敏感肌・赤ちゃんでも使えるミネラル100%のUVパウダー |
![]() クリスタルトマト ビヨンドサンプロテクション |
7,700円 | 日焼け対策 | SPF70+/PA++++と最高クラスの紫外線カット効果を誇るUVクリーム |
![]() コラージュリペア UVクリーム |
2,970円 | 日焼け対策 | 敏感肌でも使いやすいUVクリーム |
![]() ゼオスキンヘルス BSサンスクリーン |
12,320円 | 日焼け対策 | 紫外線からブルーライトまでカットできるUVケアクリーム |
![]() セルニュー+ UVクリーム |
3,300円 | 日焼け対策 | 石鹸で簡単に落とせるUVクリーム |
![]() クリスタルトマト® 美白サプリメント |
17,930円 | 日焼け後 | 100%天然成分の美白サプリメント |
![]() ビタミンC2000 |
4,418円 | 日焼け後 | ビタミンC 2,000mgと高配合 |
![]() ビタミンE |
1,836円 | 日焼け後 | ナッツ類、緑黄色野菜に含まれる天然のビタミンEを配合 |
日焼け止めアイテムを選ぶ際は、自分の肌に合った商品を選び、こまめに塗りなおすことが大切です。
どんなに紫外線カット数値が高くても、敏感肌の方がアルコール配合の刺激のある商品を使用すると、肌荒れなどのトラブルにつながりかねません。
それぞれのアイテムに配合されている成分やどんな特徴があるのか、しっかりチェックしてから選びましょう。
日焼け後のケアに関するよくある質問
日焼け後のケアに関するよくある質問とその回答を紹介します。
「日焼けで肌が赤くなったけど、痛くないから大丈夫」のように、何もケアをしないとシミやシワなどの原因になってしまいます。
日焼け後のケアに関する疑問を以下を参考に解消し、後悔のないように確認してみてください。
日焼けした後に何を塗るとよい?
日焼けした肌には、冷却で炎症を落ち着かせた後に、低刺激の保湿剤をやさしく塗るのがおすすめです。
日焼け後の肌は紫外線によってバリア機能が低下し、水分が蒸発しやすい状態になっています。
このとき刺激の強い製品を使うと症状が悪化する恐れがあるため、以下のような肌への負担が少ないアイテムを選ぶことが大切です。
- アロエベラジェル
- セラミド配合の保湿クリーム
- ヒアルロン酸配合の化粧水
- ワセリン
塗布する際は、肌をこすらず手のひらでやさしくハンドプレスするようになじませましょう。
日焼けを速攻で治す方法はある?
残念ながら、日焼けを瞬時に治す方法はありません。
しかし紫外線を浴びてから72時間以内に適切なケアを開始することで、肌へのダメージを最小限に抑えることが期待できます。
日焼けは紫外線による肌細胞の損傷であり、回復には肌のターンオーバー(約28日周期)を経る必要があるため、数日で完全に元通りになることは難しいのが実情です。
ただし、メラニン色素を生成する色素細胞(メラノサイト)は紫外線を浴びてから72時間(3日)前後で活性化し始めるとされており、この期間にケアを始めることでシミや色素沈着のリスクを軽減しやすくなります。
「速攻で治す」ことよりも、「72時間以内にいかに早くケアを始めるか」が将来の肌状態を左右します。
日焼け後にメイクをしても大丈夫?
日焼け後に肌の痛みや赤みが残る場合には、メイクを控えめにしましょう。
日焼け後の肌は通常よりも敏感なため、メイクによる刺激で炎症が悪化してしまうこともあります。
日焼け後にメイクをする際は、以下の点を意識してください。
- メイク前に入念に保湿をする
- ミネラルなど肌に優しい製品を選ぶ
- ブラシやスポンジは使用せず、指でなじませ摩擦を最小限にする
- クレンジングはオイルやジェルなど、肌に負担の少ない方法にする
肌に優しいものや負担を極力減らすことで、肌への影響を抑えられ、早い回復につながります。
日焼け後にメイクをする際は、肌の状態を見ながら丁寧に行いましょう。
日焼け後のスキンケアはいつまで続ければいい?
日焼け後のスキンケアは、肌の炎症が回復するまで継続することが重要です。
日本皮膚科学会によると、日焼け後の肌は以下のように回復するとされています。
- 赤み:最短4時間ほどで症状が出始める
- 痛み:8時間~2日がピーク
- 治る:2~3日程度で炎症の症状が落ち着く
これらの期間には日焼けの程度によっても個人差がありますが、肌のサイクルにより元の肌色に近づくには、約1ヶ月ほどかかります。
そのため、日焼け前のスキンケアに戻すのは1ヶ月経過した後、肌の状態を見ながら調整しましょう。
日焼けしたあと黒くならない方法や日焼け跡の治し方はある?
日焼け後に黒くなるのを防ぎ、日焼け跡を治す方法は以下の通りです。
| 黒くならない方法 | 詳細 |
|---|---|
| ほてりを冷やす | 冷たいシャワーやタオル・保冷剤を使用して、肌の温度を下げる。 |
| 保湿する | セラミドやヒアルロン酸配合の肌に優しい保湿クリームで、肌のバリア機能を強化する。 |
| 水分補給 |
内側からの保湿のため、水分をしっかり補給する。 |
肌質や日焼けの程度によって効果には個人差がありますが、これらの方法を試すことで、日焼け後のリスクを防げるでしょう。
ビタミンC製品やピーリング製品は、濃度が高いものを使用すると肌トラブルにつながるリスクもあるため、心配な場合は皮膚科医に相談するのがおすすめです。
日焼け後は早め早めのケアで肌トラブル対策をしよう!
日焼け後のアフターケアは、将来的なシミやシワなどの肌トラブルを緩和するため、早めの対処が重要です。
本記事では、以下の日焼け後のアフターケアのポイントや注意点を紹介しました。
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肌のほてりを冷やす
↳日焼け後のケアが肌の回復を助ける -
肌を保湿する
↳肌のバリア機能を回復させる -
日焼け後のスキンケア
↳ビタミンCやトラネキサム酸配合の肌に優しいアイテムを選ぶ -
継続的なケア
↳日焼け後のスキンケアは、1ヶ月程継続する -
紫外線対策
↳日常的に日焼け止めやUVカット機能付きの服や日傘を活用する
日焼け後の早めのアフターケアはもちろん、日常的に紫外線対策をすることも肌トラブルを緩和するためにはとても大切です。
この記事で紹介したアイテムは、美肌を育てるサポートが専門の当院が厳選したものばかりです。
自分に合ったケア方法やアイテムがわからない方は、無料のオンライン診療でぜひご相談ください。
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