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日焼け止めの塗り直し方や頻度を皮膚科医が解説!メイクの上からできるコツも紹介

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日焼け止めの塗り直し方や頻度を皮膚科医が解説!メイクの上からできるコツも紹介

日焼け止め塗り直しのFV画像

「SPF・PAの数値が高い日焼け止めを使っているから、日中はあまり塗り直さない」という人も多いのではないでしょうか?

日焼け止めのSPFやPAの数値は紫外線カットや持続時間の目安を示しますが、必ずしも塗り直さなくていい訳ではありません

しかし「何時間おきに塗り直せばいいのか分からない」「メイクを崩さずに塗り直したい」とお悩みの人も多いでしょう。

そこで本記事では、日焼け止めを塗り直す頻度正しい塗り直し方を皮膚科医が詳しく解説します。

美容クリニックならではの視点で、メイクの上から塗り直すコツも紹介するので、ぜひご覧ください。

この記事を参考にして、正しく紫外線対策を行い肌トラブルを防ぎましょう。

 

日焼け止めは何時間おきに塗り直すべき?効果の持続時間

日焼け止めは、一般的に2~3時間おきに塗り直すことを推奨しています。

これは日焼け止めの効果が時間とともに低下し、汗や皮脂・摩擦などによって徐々に落ちてしまうためです。

特に屋外で活動する場合は汗をかいて日焼け止めが落ちやすいので、定期的に塗り直すことで紫外線ダメージを防げるでしょう。

また日焼け止めの効果を示すSPFやPAの数値によって、紫外線からの保護効果や持続時間が異なります。

それぞれの具体的な違いは、以下の通りです。

項目 SPA
(Sun Protection Factor)
PA
(Protection Grade of UVA)
特徴 UV-B波(※)から肌を守る
※シミやそばかすの原因になる
UV-A波(※)から肌を守る
※シワやたるみの原因になる
効果 SPF×20分 「+」×紫外線防御効果
※持続時間の数値ではない



例えばSPF30の日焼け止めを使用した場合、理論上は30×20分=600分(10時間)の効果が期待できます。

PAの値は+の数が多いほど紫外線防御効果が高くなることを示し、効果の持続時間を示した数値ではありません。

実際の生活では汗や皮脂により理論値通りの効果は得られず、肌質や活動内容によって持続時間は異なります

特に汗をかきやすい時期や屋外で激しい運動をする場合は、より頻繁に塗り直すことが大切です。

正しい日焼け止めの塗り方と塗り直し方を皮膚科医が解説

正しい日焼け止めの塗り方



適切に紫外線ダメージから肌を守る、正しい日焼け止めの塗り方や塗り直し方を紹介します。



適切な紫外線対策のためには、外出前に正しく日焼け止めを塗ることが重要です。

日中の活用内容に応じて日焼け止めを塗り直すポイントが異なるため、ぜひ参考にしてください。

外出前の紫外線対策方法

外出前の紫外線対策は、以下の順序で日焼け止めを塗ることで効果的に紫外線ダメージを防げます。

  • 洗顔
  • スキンケア
  • 日焼け止め(ジェル・クリームタイプの場合)
  • 化粧下地
  • メイク


乾燥した肌は紫外線ダメージを受けやすい状態のため、日焼け止めを塗る前にしっかりとスキンケアを行いましょう。

スキンケアの成分を肌に浸透させ潤いを与えられるよう、洗顔で余分な皮脂や汚れを洗い落とすことも重要です。

外出前に日焼け止めを塗る際は、ジェルタイプやクリームタイプのものが向いています。

500円玉ほどの量を手に取り、顔全体に均一に塗りましょう。

日焼け止めの段階でムラがあっても、この後の化粧下地やファンデーションに日焼け止め効果があるものであればカバーできます。

当院では、高い紫外線カット数値でありながらも肌に優しい処方のUVクリームを取り扱っています。

以下のアイテムを比較して、自分に合った日焼け止めがあるかチェックしてみてください。

当院厳選のおすすめ日焼け止めアイテムは以下の通りです。

 

コラージュリペア
UVクリーム
価格(税込) 2,970円
内容量 30g
効果 SPF35/PA+++
おすすめの人 ・季節の変わり目などに肌がデリケートになる人
・年間を通しての毎日のUV対策を求めている人



コラージュリペアUVクリームは、ノンケミカル処方で肌に優しい日焼け止めです。

敏感肌を考えたUVケアで、紫外線と乾燥から肌を守ります。

しっとりとなめらかに肌になじむため、化粧下地としても使用いただけるでしょう。

日焼け止め効果はSPF30PA+++と肌への負担が少ないので、年間を通して日常的な紫外線対策におすすめです。

海上院長 海上先生

【使い方のアドバイス】

500円玉大の量を手に取り、顔全体にムラなくのばしてください。

\敏感肌でも使いやすい日焼け止め/
オンラインショップで購入する

メイク後の塗り直し方法

メイク後の日焼け止めの塗り直しは、以下の順番で行うことをおすすめします。

 

  • 皮脂や汚れをティッシュで軽く落とす
  • 日焼け止めを全体的に塗る
  • ファンデーションを重ねる

メイクの上から直接日焼け止めを塗ると、化粧崩れの原因につながります。

ティッシュやあぶらとり紙などを使用して、日焼け止めを塗り直す前に余分な皮脂や汚れを必ず落としましょう。

日焼け止めをメイクの上から塗り直す際は、メイクが崩れないように薄く均一に塗布するのがポイントです。

日焼け止め効果のあるファンデーションやパウダーを使用すると、メイク直しの前に日焼け止めクリームを塗る手間が省けます。

当院では、メイクの上からでも使えるパウダータイプの日焼け止めを取り扱っています。

メイク崩れを治しながら日焼け止めを塗り直せるため、多くの人から支持を得ているアイテムです。

 

ビューティフルスキン ノンUVパウダー
価格(税込) 4,400円
内容量 8g
※専用パフ付
効果 SPF50/PA+++
おすすめの人 ・メイクの上から使える日焼け止めを求めている人
・敏感肌の人
・肌の皮脂が気になる人



ノンUVミネラルパウダーは、ミネラル100%で肌に優しい処方の日焼け止めアイテムです。

クレンジング不要で石鹸で洗い落とせるほど肌への負担が少なく、敏感肌の人や赤ちゃんにも使用いただけます。

透明でサラッとした付け心地なので、メイクの邪魔をせず日焼け止めが塗り直せる人気アイテムです。

顔だけでなく首や身体にも使えるため、ベタつく季節にも向いています。

海上院長 海上先生

【使い方のアドバイス】

パフを軽く押さえたまま容器を逆さにして、パフにパウダーを適量取ります。

\ベタつきやテカリを抑えながら日焼け止めを塗り直せる/
オンラインショップで購入する

 

【タイプ別】化粧後の顔に塗り直しができる日焼け止め

塗り直しができる日焼け止め



一般的なクリームタイプやジェルタイプの日焼け止めは、メイク後に塗り直しにくいと感じている人も多いでしょう。

以下3つのタイプの日焼け止めは、メイクの上からでも塗り直しやすい特性があります。



スプレータイプやミストタイプは直接肌に塗らないため、日焼け止め効果がなさそうと感じる人もいるかもしれません。

それぞれにどんな特徴があるのか、以下で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

スプレータイプ

スプレータイプの日焼け止めは、メイクの上からでもシュッと振りかけるだけで簡単に塗り直せる便利なアイテムです。

忙しい日中でも、素早く手軽に紫外線対策ができます。

他にも、以下のような特徴があります。

  • 均一に塗布しやすい
  • 手を使わずに塗れる
  • 携帯しやすい
  • 手の届きにくい場所も塗れる



スプレーの微細な霧状の粒子が肌全体に均一に広がるので、手を使わずに均一に塗れるのが特徴です。

出先で日焼け止めを塗り直す前に手が洗えない状況でも、衛生的に塗り直せます。

頭皮や首後ろなどの手ではなかなか届きにくい部分も、スプレータイプなら問題なく紫外線対策が可能です。

アイテムはコンパクトなボトルタイプなので、外出時の荷物にも入れやすく塗り直しに向いているでしょう。

ミストタイプ

ミストタイプの日焼け止めも、メイクの上からシュッと振りかけるだけで簡単に塗り直せる便利なアイテムです。

スプレータイプよりもさらに細かい霧状になっているため、メイクの上からでも自然に馴染みやすいでしょう。

その他にも、以下のような特徴があります。

  • 超微細な霧でメイクを崩しにくい
  • 保湿成分で乾燥を防げる



ミストタイプの日焼け止めはメイクの上からでも簡単に塗り直せるだけでなく、均一に広がりやすいのも特徴です。

ムラになりにくく密着度も高いため、手を使わずにしっかりと紫外線ダメージを防げます。

またミストタイプの日焼け止めの多くに保湿成分が含まれているので、乾燥が気になる人も使いやすいでしょう。

海上院長 海上先生

十分な紫外線カット効果を得られるよう、顔全体に10~15秒程度噴霧し、適量を均一に塗布してください。

 

パウダータイプ

パウダータイプの日焼け止めは、メイクの上から軽く乗せるだけでメイク直し感覚で塗り直せるUVケアアイテムです。

メイク直しと紫外線対策が同時にできる他にも、以下のような特徴があります。

  • 余分な皮脂を除去する
  • 持ち運びに便利



化粧直し用のパウダーをUVカット機能が入ったアイテムに変更すれば、他の日焼け止めを持ち歩かずに済みます。

パウダー自体もコンパクトなものが多いため、荷物がかさばる心配もありません。

また汗によるベタつきや皮脂を除去しサラサラに仕上がるので、メイクの上からも塗り直しやすいでしょう。

当院でもパウダータイプのUVケアアイテムを取り扱っているので、ぜひチェックしてみてください。

日焼け止めを塗り直すときの注意点

日焼け止めを塗り直す注意点



日焼け止めを塗り直す際は、いくつか注意点があります。

特に以下2点に着目して、日焼け止めを塗り直しましょう。



日焼け止めは十分な量が塗布されていないと、紫外線カットの効果が得られません。

具体的にどのくらいの量が適量なのか以下で確認して、日常的な紫外線対策に取り入れてみてください。

適切な量を塗布する

日焼け止めを塗り直す際、適切な量を塗布することが重要です。

量が少なすぎると十分な日焼け止め効果が得られず、ムラにもなりやすいため注意しましょう。

部位別に必要な日焼け止めの適量は、以下の通りです。

部位 クリーム・ジェルタイプ 液状タイプ
顔全体 パール2粒分
※500円玉相当
1円玉2枚分
パール1粒分 1円玉1枚分
腕(片腕) パール2粒分 1円玉2枚分
脚(片脚) パール3粒分 1円玉3枚分



上記の量は、SPFやPAの表示通りの効果を得るために必要不可欠な日焼け止めの量です。

一度に大量の日焼け止めを手に取って塗るのではなく、部位ごとに適量を取って丁寧に伸ばしていきましょう。

海上院長 海上先生

外出前の紫外線対策にも、適量を守って塗布することを心掛けましょう。

 

屋内でも塗り直す

多くの方が屋内では日焼け止めの塗り直しは不要だと考えがちですが、実はとても重要です。

紫外線は窓ガラスを通過するため、屋内でも紫外線ケアは欠かせません

屋内での紫外線対策は、屋外ほど強力なものである必要はなく、必要最低限の紫外線カット効果のアイテムを使用しましょう。

屋内での紫外線対策には、以下の数値を目安に選ぶのがおすすめです。

  • SPF:15~30程度
  • PA:++程度



SPF値とPA値が高いほど肌への負担も大きくなるため、屋外で活動する時に使用するものを塗るのは避けましょう。

屋内での日焼け止めの塗り直しの頻度は、3~4時間おきが目安です。

特に窓際で作業をする機会が多い人や日中に外出の予定がある人は、こまめな塗り直しを心掛けましょう。

当院おすすめの日焼け止めアイテム一覧

おすすめのアイテム一覧

当院が厳選した、おすすめの日焼け止めアイテムを紹介します。

おすすめアイテム おすすめの人
コラージュリペア
UVクリーム
2,970円
商品ページ
・季節の変わり目などに肌がデリケートになる人
・年間を通しての毎日のUV対策を求めている人
ビューティフルスキン
ノンUVパウダー
4,400円
商品ページ
・メイクの上から使える日焼け止めを求めている人
・敏感肌の人
・肌の皮脂が気になる人
セルニュー+
UVクリーム
3,300円
商品ページ
・敏感肌の人
・シミやそばかすを防ぎたい人
・石鹸で落とせるUVケアを探している人
ゼオスキンヘルス
BSサンスクリーン
12,320円
商品ページ
・UVA、UVBだけでなく、ブルーライトからも肌を守りたい人
・フリーラジカルによるダメージから肌を守りたい人
・全身に使える大容量の日焼け止めを求めている人
クリスタルトマト
ビヨンドサンプロテクション
7,700円
商品ページ
・徹底的に紫外線対策したい人
・紫外線の強い地域に旅行予定のある人



効果的な紫外線対策を行うためには、自分の肌に合ったアイテムを選び、こまめに塗り直すことが大切です。

いくらSPFやPAの数値が高くても、自分の肌に合わないアイテムを使用すると肌荒れや炎症につながる恐れがあります。

特に敏感肌の人は、日焼け止めに含まれることがあるアルコール成分により肌に刺激を伴うことがあるため注意が必要です。

「安さ」だけでなく、それぞれのアイテムの特徴や成分をしっかり比較して、自分に合うアイテムを使用しましょう。

日焼け止めの塗り直しに関するよくある質問

日焼け止めの塗り直しに関するよくある質問を紹介します。



日焼け止めに記載のあるSPFの数値は、紫外線防御の持続時間を示しています。

しかし、日焼け止めは汗や皮脂で少なからず落ちてしまうため、塗り直しは欠かせません。

以下で塗り直しの必要性や対処法などを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

日焼け止めの数値が高ければ塗り直しの必要はない?

先述の通り、日焼け止めの数値が高くても塗り直す必要はあります

PA(Protection Grade of UVA)は、しわやたるみを引き起こす「UVA」を防ぐ目安のことです。

数値が高いからといって、効果の持続時間が長くなるわけではありません。

一方SPF(Sun Protection Factor)は、炎症やシミ・そばかすの原因となる「UVB」を防ぐ数値です。

UVBによる炎症を防ぐことができる時間の長さを表しています。

実際の生活では、以下のような要因で日焼け止めが落ちてしまうため塗り直しは欠かせません。

  • 皮脂の分泌
  • 摩擦
  • 水や汗


人は冬の寒い時期でも、体温調節のために汗をかいたり皮脂が分泌したりします。

少量の汗や皮脂でも日焼け止めは落ちてしまうため、数値が高い日焼け止めでも2~3時間おきには塗り直しましょう。

塗り直すと汚くなってしまうのはなぜ?

日焼け止めを塗り直すと汚くなってしまう主な理由は、皮脂や汗がそのまま肌に残っているためです。

肌表面に溜まるとメイクもよれやすく、日焼け止めを重ねてもむしろ汚く見えてしまいます。

キレイに日焼け止めを塗り直すためには、以下のポイントを意識してみてください。

  • 塗り直す前に皮脂や汗を拭き取る
  • よれたメイクを整える
  • 少量ずつ塗る



塗り直す前にあぶらとり紙やティッシュで軽く押さえ、余分な皮脂や汗を拭き取りましょう。

その後よれたメイクをパウダーやファンデーションで直し、日焼け止めを少量ずつ塗り直すと汚くならずに済みます。

忙しくて塗り直しができない時の対処法は?

忙しくて塗り直しができたい時は、以下のアイテムを活用してみてください。

  • 日焼け止め効果入りの化粧品
  • ミストやスプレータイプの日焼け止め



UVカット機能が入ったファンデーションやパウダーを活用すれば、メイク直し感覚で日焼け止めも同時に塗り直せます。

ミストやスプレータイプの日焼け止めは、メイクの上からでもよれる心配がなくシュッと吹きかけるだけで塗り直しが完了して便利です。
 

海上院長 海上先生

ミストタイプの日焼け止めは、メイクの上からでも均一に塗布しやすいため、手が汚れる心配もありません!

正しく日焼け止めを塗り直して紫外線ダメージを効果的に防ごう!

日焼け止めは、いくら紫外線カット数値が高いものでも、定期的な塗り直しが欠かせません。

皮脂や汗で落ちてしまうため、以下のポイントを意識して2~3時間おきに塗り直すことを心掛けましょう。



これらのポイントを踏まえて自分に合った日焼け止めを選ぶことで、効果的に紫外線対策ができるでしょう。

当院おすすめの日焼け止めアイテム一覧は以下の通りです。
おすすめアイテム 効果
コラージュリペア
UVクリーム

2,970円
商品ページ
SPF35/PA+++
ビューティフルスキン
ノンUVパウダー

4,400円
商品ページ
SPF50/PA+++
セルニュー+
UVクリーム

3,300円
商品ページ
SPF50+/PA++++
ゼオスキンヘルス
BSサンスクリーン

12,320円
商品ページ
SPF50/PA++++
クリスタルトマト
ビヨンドサンプロテクション

7,700円
商品ページ

SPF79.7+/PA++++/
PPD17+



当院では「どんな日焼け止めが合っているか分からない」という人でも安全に紫外線対策ができるよう、オンライン診断を行っています。

美肌のプロがお客様の肌の状態や悩みをヒアリングし、お一人お一人に最適なアイテムや正しい塗り方をアドバイスします。

「忙しい」「塗り直すのが手間」という人におすすめのアイテムも取り扱っているので、ぜひ当院のオンライン診断を受けてみてください。

自分に合った日焼け止めと正しい対策で、紫外線ダメージによる将来的な肌悩みを解消し美肌を目指しましょう。

\美肌のプロが塗り直し方やアイテムをアドバイス/
公式ホームページで
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