ルメッカの効果は？ダウンタイムや施術後の経過・料金について徹底解説

ルメッカは、近年美容医療の分野で注目を集めている光治療機器です。

従来の光治療よりも高いパワーと出力を持ち、シミやそばかす・赤ら顔など幅広い症状改善の効果に期待できます。

気軽に始められる治療として人気ですが、最新式のため知識を深めた上で検討したい方も多いでしょう。

そこで本記事では、ルメッカの仕組みや効果・副作用について網羅的にまとめました。

症例写真や施術の流れも紹介しているので、治療を受ける際のイメージも膨らみやすいです。

ストレスによる肌荒れや、年齢とともにシミやたるみが気になり始めた方はぜひご覧ください。

【ルメッカはこんな人におすすめ】

• 夏の紫外線を浴びてしまってシミにならないか不安
• 肌がくすんでいてメイクしても映えないからトーンアップしたい
• 顔にずっとあるニキビ跡やそばかすを消したい
• 肌全体のエイジングケアをしてハリ感を出したい

 ※18歳未満の方は保護者の承諾が必要です

ルメッカとは皮膚の若返りを目的とした光治療機器

ルメッカは、インモード社が開発した最新の光（IPL）治療機器です。

※IPL：さまざまな波長の光を同時に照射する光治療のこと

シミの解消及び皮膚の若返りを目的としており、治療効果が期待できる美容医療機器として注目を集めています。

メラニン色素やヘモグロビンに反応の良い「500～600nm」の波長領域を出せるのが特徴です。

従来の光治療は効果を感じるまでに4～5回ほど行う必要がありました。

しかし、ルメッカなら1～3回ほどで変化を感じる方もいます。※個人差があります

 

 ルメッカは効果実感に期待できる治療のため当院でも導入しています。

ショートパルスとロングパルスの2波長を使用しており、黒色（メラニン）・赤色（血管）に反応する仕組みです。

※パルス幅：光やレーザーの照射時間のこと

ショートパルスとロングパルス

パルス幅の波長	アプローチ先
ショートパルス （＝照射時間が短い）	【メラニン】 シミ・そばかす・くすみ
ロングパルス （＝照射時間が長い）	【ヘモグロビン】 赤ら顔・ニキビの赤み

 

 

ルメッカに期待できるさまざまな効果【シミ・肝斑・ニキビ跡】】

ルメッカはさまざまな肌トラブルに対応できる万能な治療機器です。

治療では主に下記のような症状にアプローチできます。

• シミやそばかす
• くすみ
• 赤ら顔
• 毛穴
• 肌の弾力

そもそもシミやそばかす・くすみは、メラニン色素が肌の表層に沈着した状態です。

肌のターンオーバーにより浮き上がってくることでシミになります。※参考：藤田医科大学

ルメッカの治療をすれば、事前に肌の深い層まで光エネルギーを届けることが可能です。

また線維芽細胞（※）を刺激することがコラーゲンやエスラスチンの生成に影響し、肌を内側から持ち上げる効果にも期待できます。

※真皮に存在し皮膚の機能を保つ上で重要な細胞（参考：日本医学会）

真皮は細胞外マ トリクスから構成されており、真皮中に存在する線維芽細胞が ECM の構成成分で あるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を産生し、皮膚の形状維持や弾力性保 持などに重要な役割を果たしている。

引用：大阪府立大学

【ルメッカはこんな人におすすめ】

• 痛みの強いレーザー治療は避けたい
• 少ない回数でシミや赤みの改善をしたい
• メイクをしても顔にくすみがある状態

効果を実感できるおすすめの施術間隔

ルメッカの効果を引き出すには、4週間間隔での施術が推奨されています。

これは、肌のターンオーバー周期（※）に合わせて設定された間隔です。※肌の細胞が生まれ変わるまでの期間

※参照：厚生労働省

治療回数は3～5回のコースが一般的となり、症状の程度や肌の状態によって決定します。

個人差はありますが2～3回目で効果を実感される方もおり、改善を感じやすい施術です。

ただし長年かけてできた頑固な症状の場合は、6回以上の施術が必要となることも。

効果に満足するなら、月に1回の頻度で3回以上利用するのがおすすめです。

ルメッカはダウンタイムほぼなし！痛みや赤みは起きる場合も

ルメッカは施術直後から通常の生活に戻れる治療です。

施術直後は下記のような副作用を感じる場合もありますが、通常3～5日で徐々に治まるため心配はいりません。

• 赤み
• 腫れ
• 痛み
• 毛嚢炎
• 色素沈着
• かさぶた

施術当日からメイクも可能なため、忙しい女性の方でも試しやすい治療です。

ただし皮膚への刺激を避けるためにも、強い日差しは避け、外出する際は日焼け止めを塗布しましょう。

当院のルメッカ症例写真｜施術後の経過をご紹介

下記では、当院でルメッカの治療を行った方の症例写真をご紹介します。

※リスク・副作用：施術後数日間、部分的に赤み・肌荒れが出る場合がございます。また個人差により施術部位や症例次第で痛みや熱感を伴う場合がございます。
※全顔コース1回：32,560円 (税込)・3回：88,000円 (税込)

施術から2日後は一時的に赤みやシミが濃く見えますが、8日後には副作用も治まり、透明感のある肌に変化していることが分かります。

上記の方は元々赤みがありますが、施術から1カ月後には肌のトーンも上がっていますね。

ルメッカは当院でも人気が高く、多くの患者様に満足いただいている治療です。

ただ個人差があり、全ての方に同じ効果が現れるわけではない点にご注意ください。

ルメッカを施術する流れ

下記では、ルメッカを施術する際の当日の流れをまとめました。

1. 問診票の記入
2. 洗顔・メイク落とし
3. カウンセリング
4. 診察
5. 施術（約40分）
6. アフターケア

当院ではパウダールームにクレンジング・洗顔フォームをご用意しているため、メイクをした状態でもご来院いただけます。

施術中はゴムで弾かれるような痛みを感じますが、多くの方が我慢できるレベルのため心配は不要です。

また当院には施術後にくつろげるカフェスペースが併設しております。

赤みが出ている肌やすっぴんでもゆっくりできるため、術後はぜひご利用ください。

▼実際の施術の様子はこちら

ルメッカの料金相場

ルメッカの施術料金は、顔全体1回あたり15,000円～35,000円程度が相場となっています。（自社調べ）

多くのクリニックでは複数回コースを推奨しており、まとめて申し込むことで1回あたりの料金がお得になるケースが多いです。

当院でも1回より3回コースのほうが費用を抑えて治療いただけます。

全顔コース	料金（税込）
1回	32,560円
3回	88,000円 （1回あたり：29,333円）

ルメッカの治療は正直安価と言えませんが、期待できる効果を踏まえるとコストパフォーマンスは良いと考えられます。

実際に施術を体験した方の口コミでも下記のような意見がありました。

値段はしますが、その分効果はあるのでおすすめできます！

引用：クラウドワークス（独自調査）

なおこれらの価格は、医療機関の規模や地域により変動するためあくまで目安として捉えてください。

ルメッカは他の施術と併用するのがおすすめ

ルメッカは他の美容医療との併用で相乗効果が期待できる治療です。

下記では、キュウエンスタッフおすすめの組み合わせをご紹介します。

治療前	ハイドラフェイシャル （水流の力を利用した肌・毛穴のケア）
治療後	ケアシス （高機能ペプチド美容液の注入）

 

「ハイドラフェイシャル」で事前に肌表面の汚れを取ることで、光の浸透率がより高まります。

また治療後は熱った感じがあるため、「ケアシス」でお悩みに合わせた有効成分を入れてあげるのがおすすめです。

ルメッカ治療のクーリング・鎮静にもなり一石二鳥でしょう。

ルメッカ体験者の口コミ

今回は実際にルメッカの治療を体験した方の口コミを独自調査しました。

施術すべきか迷っている方は、ぜひ一度確認した上でご検討ください。

 

施術を受けた理由	回答者の割合 （複数回答）
シミ	48%
毛穴	24%
肌の弾力	20%
そばかす	16%
くすみ	16%
赤ら顔	12%

アンケート集計

• 調査方法：クラウドワークス
• 計測時期：2024年10月
• 調査人数：25人

治療に踏み切った理由：そばかす

施術中の痛みは顔の医療脱毛よりやや痛い程度で、麻酔クリームは頼まなくても全然大丈夫でした。
3週間で徐々に薄い瘡蓋のようになり、そばかすが剥がれてきて綺麗になりました。
下地だけですごく肌が綺麗に見えるようになったのでやってよかったです。

治療に踏み切った理由：シミ

施術後、シミが濃くなったように見え、失敗したと後悔しましたが、しばらくすると色味が引き、施術前より薄くなりました。
肌も弾力が増し、受けて良かったと思いました。
シミが一時的に濃くなるかもしれませんが、慌てず少し待って様子を見てみて下さい。
そのこともあり、直後に大事なイベントがないときに施術をすることをおすすめします。

治療に踏み切った理由：シミ、くすみ

くすみが取れて、顔のトーンが明るくなりました。
肌質改善をしたい人には、おすすめできる施術だと思います。

 

治療に踏み切った理由：肌の弾力

思っていたよりも施術中の痛みはなくて安心したし、すぐに変化を感じられて嬉しかったです。
痛みが少なく簡単に綺麗になれるのでおすすめです。

 

治療に踏み切った理由：シミ、赤ら顔、毛穴

メスを使わないので、痛みがなくてよかったです。
美白効果が高い施術だと思うので、アンチエイジング対策におすすめ。

特に痛みが少なかった点や変化を感じられた点が多く挙げられています。

一方で「一時的に症状が目立つ」といった意見も見られました。

ただあくまで副作用の一つのため、コメントにある通り大事なイベントがある場合は、逆算して治療を受けることをおすすめします。

ルメッカに関してよくある質問

下記では、ルメッカに関してよくある質問をまとめました。

• ルメッカが効果なしと言われる理由は？
• ルメッカにデメリットはある？
• ルメッカと従来のフォトフェイシャルは何が違う？
• ルメッカとピコレーザーの違いは何ですか？
• ルメッカの施術は妊娠中でもできる？

後悔しないためにも懸念点は事前に解消し、納得した状態で治療をスタートしましょう。

ルメッカが効果なしと言われる理由は？

ルメッカの効果がないと言われてしまう理由としては下記が考えられます。

• 効果を感じるまでには時間がかかるため
• 光の強さや波長が合っていなかったため

効果を感じる期間には個人差があるため、期待値を上げすぎると変化を感じにくい場合があります。

効果に期待ができる治療ではありますが、即効性を求めすぎず継続することが大事です。

また肌の状態や生活習慣により差が出ることもあり、治療設定が不適切なケースもあり得ます。

施術を受ける際は費用に注目し過ぎず、信用できるクリニックを選びましょう。

ルメッカにデメリットはある？

ルメッカの治療を受けるにあたり、施術中に痛みを感じることがあります。

また肌の状態によっては一時的に赤みやかゆみが発生することもありますが、これらは一時的なものです。

施術を重ねることで肌の変化を感じられるため、デメリットよりもメリットのほうが多い治療と言えるでしょう。

ルメッカと従来のフォトフェイシャルは何が違う？

下記では、ルメッカと従来のフォトフェイシャルの比較表をまとめました。

	ルメッカ	従来の フォトフェイシャル
期待できる効果	・シミ ・薄い・隠れたシミ ・そばかす ・くすみ ・毛穴の開き ・赤ら顔 ・肌の弾力	・シミ ・そばかす ・くすみ ・毛穴の開き ・赤ら顔 ・肌の弾力
施術間隔	1カ月に1回	1～1.5カ月に1回
目安回数	3～5回程度	5～6回程度
痛み	ゴムで弾かれる程度	ゴムで弾かれる程度
費用（全顔）	約1.5円～3.5万円	約1万～3万円

ルメッカは前述通り高出力のため、従来のフォトフェイシャルでは難しかった「薄い・隠れたシミ」の治療が可能です。

またパワーの違いから、少ない施術回数でも効果を実感しやすくなっています。

より高い効果を求める方には、ルメッカの施術がおすすめです。

ルメッカとピコレーザーの違いは何ですか？

ルメッカは広範囲の肌トラブルに対応する光治療である一方、ピコレーザーは特定の症状に特化した治療です。

	ルメッカ	ピコレーザー
期待できる効果	・シミ ・そばかす ・くすみ ・毛穴の開き ・赤ら顔 ・肌の弾力	・シミ ・そばかす ・タトゥー ・毛穴の開き
1回あたりの料金	〇 （約1.5円～3.5万円）	△ （3～3.5万円）
痛みの強さ	弱	強

ピコレーザーは、超短時間（1兆分の1秒）で照射するレーザー治療機器です。

ルメッカと比較すると、料金がやや高めで痛みも比較的強い傾向にあります。

しかしどちらが優れているというものではないため、目的に応じて選択しましょう。

広範囲にアプローチしたいならルメッカ、部分的ならピコレーザーがおすすめです。

ルメッカの施術は妊娠中でもできる？

妊娠中・授乳中の方は安全性を考慮し、施術はお控えいただくことを推奨します。

妊娠中はホルモンバランスの変化により、肌がいつも以上に敏感な状態です。

妊娠中は肌状態が悪化しやすい状況 にある

引用：国立研究開発法人 科学技術振興機構（JST）

施術による予期せぬ反応を避けるためにも、治療を行うのは妊娠・授乳が終わってからにしましょう。

ルメッカで自信の持てる肌を目指しましょう

ルメッカは、最新の光治療技術を活用した安全性の高い美容医療機器です。

シミやくすみといった色素性病変から、赤ら顔などの血管性病変まで幅広い肌トラブルに対応できます。

痛みが少なく、ダウンタイムもほとんどないため気軽に始められる治療です。

ただし効果には個人差があり、継続的なケアも重要となります。

まずは信頼できる医療機関でカウンセリングを受け、最適な治療プランを見つけましょう。